困難なアプリケーションに対応可能な流量計 Proline Promass Q
流量および密度測定用の高精度コリオリ流量計
プロセス条件が頻繁に変わる場合でも、Promass Qは比類のない高精度の質量流量、体積流量、密度測定を保証します。
質量または体積単位でのカスタディトランスファー向けに最高の精度と繰返し性を実現(例:石油・ガス産業)
高精度の流体密度および濃度測定は製品品質指標として機能(例:食品産業)
シームレスなシステム統合を実現する変換器テクノロジー
Promass 300/500は性能および精度に関して妥協を許しません。デジタル信号処理はインテリジェントなセンサから始まり、これが真の多変数機器のベースとなります。質量/体積流量、密度、温度を1台の単一センサで測定できます。各種のデジタルプロトコル(EtherNet/IP、Modbus RS485、PROFIBUS DP、PROFINET、FF、HART、WirelessHart)および任意に設定可能なアナログ出力により、Promass Qはシームレスなシステム統合に関するあらゆる期待に応えます。
Heartbeat Technology – プロセスの要求に応える
搭載されている診断機能とHeartbeat Technologyにより、最高の製品およびプロセス安全性が保証されます。センサ、計測チューブ、電子モジュールの検証は、プロセスを中断することなく行なわれます。センサまたは電子モジュールに問題があった場合、実際のテキストで対策指示が提供されます。 データ処理コンセプト(HistoROM)により、スペアパーツの交換が簡単になり、ダウンタイムが削減されます。校正データおよび変換器パラメータは保存され、メンテナンス作業後に自動的に再度読み込まれます。
すべての機器データへの無線アクセス
Proline 300の2室構造のハウジングにより、設定中に電子モジュールハウジングを開く必要性がなくなります。パラメータの変更またはトラブルシューティングを行う場合、Webサーバーは追加のツールやソフトウェアなしで、ケーブルまたはWLAN対応機器を使用した無線経由で機器と標準ラップトップ型パソコンの接続を実現します。また、タッチコントロールHMI付きの内蔵型または分離型のフルグラフィックディスプレイが装備されており、現場でフルアクセスすることが可能です。
マルチ周波数テクノロジー – 気泡が混入した流体
意図的な、または意図しない空気の混入のいずれにおいても、測定誤差は過去のものになりました。革新的な「マルチ周波数テクノロジー」(MFT)が採用されたPromass Qは、流体に含まれる浮遊気泡やさらには微小気泡に起因する測定誤差のリアルタイムでアクティブな補正を可能にします。
MFTは、以下のような、気泡が混入したさまざまな流体の高精度測定を実現します。
アイスクリーム、クリームチーズ、ミルク、ハチミツ、ジャムなど
粘性のある重質原油、ガス飽和流体など
型式および特長
Proline Promass Q 300 : 厳しいアプリケーションに対応可能な一体型 コリオリ質量流量計
Proline Promass Q 500 : 最大4つのI/Oを備えた分離型の高機能コリオリ質量流量計