安全な設計
設計や製造に潜むリスクを綿密に管理し、お客さまの操業リスクを軽減
プロセス機器は多くの場合、危険場所に設置され、過酷なプロセス圧力や温度環境下にさらされ、様々な物質と接します。そのため、プロセス機器はそのライフサイクルを通じて、このような過酷な条件下においてもリスクに耐えられるよう設計されていなければなりません。Endress+Hauserの機器は安全性において、長年に渡り蓄積した知識と経験に基づいて規定された設計・製造手順により高い機械的完全性を実現しています。
設計段階での安全性確保
Endress+Hauserはすべての機器を自社工場で同じ規格に基づいて製造し、複雑さと設計上のリスクを軽減。
お客様のアプリケーションに適合した材料の選定。経験豊かなエンジニアによる認定を受けたサプライヤーからの適切な材料の選定。
設計シュミレーションによる製品の最終開発段階におけるリスクの軽減。
厳格なストレステストによる安全な使用範囲の確認。
本質的に安全な設計
故障予測モードを備えた機器は、プロセス流体の漏れを検知します。
隔壁/保護容器構造がパイプや容器内の物質を封じ込めます。
機器の隔壁構造が測定物の浸透を確実に防止します。
耐圧隔壁やプロセスシールは危険な測定物の流出を防止します。
機器のインテリジェンス機能はセンサ信号を評価し、ステータスデータをセイフティ・ロジックソルバーに伝送します。
IEC 61508に基づいて設計されたソフトウェアコンポーネント
製造段階での安全性確保
Endress+Hauserでは、資格を持った作業員が250種の認定機器を製造しています。
従業員一人ひとりが、お客さまの求める製品の製造と安全な製造環境の維持を一貫して行う責任を共有しています。
Endress+Hauserのプロセスはすべて認証を受けています。品質管理システムはISOおよびIEC規格(ISO 9001、ISO 14001、OHSAS 18001)に基づいており、独立機関(TÜV、EXIDA、SQS、DEKRA)により定期的に監査を受けています。