蒸気滅菌プロセスにおけるセルフキャリブレーション温度計
理論と実践
このホワイトペーパーでは、サニタリプロセスでのエンジニアリングにおいて、セルフキャリブレーション温度計がどのように使用されるかを説明しています。理論と実践、そして応用例について詳しく説明しています。
セルフキャリブレーションの仕組み
セルフキャリブレーション温度計では、温度定点として内蔵標準物質のキュリー温度(Tc)を使用します。セルフキャリブレーションは、蒸気滅菌で高温になったプロセス温度(Tp)が内蔵標準物質のキュリー温度(Tc)を下回ると自動的に実行されます。
測温抵抗体(Pt100)で検出された温度と、物理的な温度定点である既知のキュリー温度を電子部で同時に取得し、偏差を計算します。