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水質にスポットライトを当てる

地下水監視用のクラウドベースシステム

「Wasserwerk Reinach und Umgebung」(Reinachと周辺地域の水処理施設)は、Netilion Smart Systemを活用して、河川の水位と主要な水質パラメータを監視しています。測定値は、スマートフォンと分散制御システムを使用して監視できます。

Netilionに接続された設置機器

Wasserwerk Reinach und UmgebungのNetilion導入用のシステム概要

Wasserwerk Reinach und Umgebungの貯水池

Wasserwerk Reinach und Umgebungが所有する貯水池

メ リ ッ ト

  • Netilionエコシステムに記録された測定値をWebアプリケーションで視覚化

  • 測定変数ごとに最大4つのリミット値を入力可能:電子メールによるアラーム通知

  • 技術資料への迅速なアクセス

  • 流量監視機能を搭載したコンパクトな分析パネル

Peter Leuthardt氏

「給水と水質に関するセキュリティの確保は、地域の飲用水処理施設の必須要件です。私たちにはNetilion Smart Systemによるサポートが必要です」

Peter Leuthardt氏, プラントマネージャ
Wasserwerk Reinach und Umgebung(スイス)

お客様の要件

Birs川の水位に加え、地下水ポンプ場の1つで原水パラメータ(導電率、pH、濁度、ORP、溶存酸素、温度)を測定する必要があります。これらの測定値を分散制御システムに転送し、スマートフォンでリモート監視できるようにデータクラウドに送信する必要があります。

Endress+Hauserのソリューション

Netilion Smart Systemにより、河川の水位と移送された原水の水質パラメータが地下水ポンプ場で継続的に記録されます。エンジニアとスタッフは、IIoT Netilionを介して操作上の安全性を確保しながら、どこからでも測定データにアクセスできます。測定変数に設定されたリミット値は継続的に監視されます。また、センサに関する詳細情報を取得でき、関連する技術資料にもアクセスできます。

導入

Endress+Hauserは、ポンプ場の1つに高性能センサを設置しました。これにより、pH、ORP、溶存酸素、導電率、温度を測定します。さらに、橋の下にレーダーレベル計を設置して河川の水位を測定しました。

測定値は、分散制御システムの既存のサブステーションに転送され、同時にNetilionクラウドにデジタルデータで送信されます。これにより、水処理施設のスタッフは自分のスマートフォンやPCからすべての測定データにアクセスできます。

製品の納入範囲

Wasserwerk Reinach und Umgebungは、センサの他に、以下のデジタルサービスとコンポーネントを含むEndress+Hauserのソリューションを選定しました。

  • Netilion Value:どこからでも測定値にアクセスできるデジタル監視サービス

  • Netilion Analytics:すべての機器に対応するデジタル管理サービス

  • Netilionライブラリ:デジタルファイル管理サービス

  • 分析パネル:Liquiline CM448変換器など、多数の機器を搭載

  • エッジデバイス:FieldEdge SGC400が測定値をNetilionに送信

  • レーダーレベル計:Micropilot FMR20が河川の水位を測定

  • コミッショニングサービス:システムコンポーネントおよび分析測定技術