Martin Raab
Head of Public Communication and Group Media Spokesman, global
IO-Linkは、基本的な機能を備えた計測機器の標準規格として確立されており、データの透明性やデジタル技術による追加制御などの利点があります。
IO-Linkに対応したセンサやアクチュエータの統合は、特に食品・飲料業界向けの装置メーカーやスキッドビルダーから高い評価を得ています。また、ユーティリティ設備には、豊富な機能を備えた機器は、複雑さが増し、不要なコストを発生させる要因となるため、基本的な機能を備えた機器が適しています。
Endress+Hauserは、食品・飲料業界向けのプロセス機器を提供する世界的なリーディングカンパニーです。「これほど幅広く、深い製品とサービスを提供しているメーカーは他にありません。当社の包括的なIO-Linkポートフォリオは、この立場を明確に示しています。プロセスオートメーションの強力なパートナーとして、当社は数多くのアプリケーション分野でIO-Linkセンサを使ってお客様をサポートしています」と、同グループの国際ビジネス担当ストラテジック・アカウント・マネージャーのRob Sipsは語っています。
IO-Linkセンサの大部分は、機器の簡単な設定変更により、オプションでアナログモード(4-20mA)で動作させることができ、これまでの生産システムをそのまま利用することもできます。実際のプロセスパラメータに加えて、診断データやサービスデータなどの追加情報が必要な場合は、お使いの機器をIO-Link信号に切り替えるだけで対応できます。
Endress+Hauser Digital SolutionsのOliver Hansert氏は、「IO-Linkはプロセスエンジニアリングのための最も強力な通信規格ではありませんが、この技術は費用対効果が高く、プロセスプラントのデジタル化のための大きな可能性を秘めています」と語っています。
IO-Linkインターフェースを備えたEndress+Hauserの計測器は、効率的で安定した生産を実現するために役に立つ、メタデータの非周期伝送をサポートしています。さらに、スマートセンサプロファイルは、エンジニアリングをシンプルにするために設計されており、プラントオペレーターがセンサをシステムに統合する際の必要な労力を軽減できます。
Endress+Hauser は、様々なプロセスパラメータに対応した IO-Link機器の幅広い製品ポートフォリオをご提供致します。最近では、コンパクトな導電率センサ Smartec CLD18、圧力伝送器 PMP51、PMP55、PMC51の IO-Linkバージョン、レベル計 Deltapilot FMB50を発表しました。これらの新しい IO-Link製品群により、お客様はデジタル化のメリットをコスト効率の高い方法で活用することができます。
ファイルサイズ: |
3 MB |
ファイル名: |
EH_2012-12-09_IO-Link.zip |
Martin Raab
Head of Public Communication and Group Media Spokesman, global